高所作業車とは?種類・使い方・選び方まで徹底解説!高いところに手が届く!
- RAJA Inc. 株式会社ラジャ

- 2025年11月17日
- 読了時間: 6分
更新日:2025年11月28日

建設現場・電気工事・外壁工事・剪定作業など、
高所での作業が必要な場面は多くあります。
そこで欠かせないのが高所作業車です。脚立や足場では危険が伴う高さでも、
安全かつ効率的に作業できるため、
建築・設備・メンテナンス業界で広く利用されています。
本記事では、高所作業車の基本から種類、用途、レンタル料金の目安、
安全な使い方、選び方まで、わかりやすく解説します。
そもそも高所作業車とは?

高所の作業を安全に!
高所作業車(こうしょさぎょうしゃ)とは、
作業員が乗ったまま高い位置へ昇降できる装置を備えた車両のことを指します。
バケット(作業台)に作業員が乗り、油圧や電動システムによって、
上下・前後に動かすことで高所の作業を行います。
高所作業車を使う目的は主に以下の3つ。
・高所での安全性向上
・作業効率アップ
・足場設置の手間やコスト削減
特に短時間の作業や、細かい移動を伴う現場では、
高所作業車は圧倒的な効率を発揮します。
高所作業車の代表的な種類

さまざまな種類!
高所作業車にはいくつかのタイプがあり、用途や作業内容によって使い分けます。
1. トラック式高所作業車(スカイマスター)

最も一般的なのが「トラック式」です。
バケットがトラックの荷台部に取り付けられており、街中でもよく見かけます。
特徴
・トラックで公道走行が可能
・電柱、電気工事、看板工事でよく使用
・12m〜20mクラスが人気
・コンパクトで小回りが利く
・特に電気工事会社では必需品といえるタイプです。
2. 自走式高所作業車(バッテリー式)

工場・倉庫など屋内作業に便利なのが自走式です。
タイヤ付きで建物内を移動しながら作業できます。
特徴
・バッテリー駆動で排ガスゼロ
・ピッキング作業、イベント設営などに最適
・6m〜12mが主流
・小回りがよく倉庫での使用が多い
・屋内作業に特化しており、建築内装業者の利用も多いです。
3. 屋外向け自走式(ディーゼル式・ブームリフト)

大型現場で使われるのがブームリフトタイプです。
特徴
・大きく伸びるアームで広範囲を作業可能
・不整地でも強力に走行できる
・外壁塗装、大型建物工事で活躍
・最大40m以上のモデルもある
高さだけでなく“横方向のリーチ”が長いことも大きな魅力です。
4. 垂直昇降式(シザーリフト)

ハサミのような構造で真上に上がるタイプ。
特徴
・上下のみの動きで安定性が高い
・内装工事、天井作業などに最適
・低コストで扱いやすい
・狭い場所での作業に強く、内装業者からの人気が高い機種です。
高所作業車の用途と使われる現場

用途に合わせて。
高所作業車はさまざまな業種で活躍しています。
● 電気工事(最も使用頻度が高い)
・電柱作業
・電灯設備の交換
・架線工事
12m〜15mのスカイマスターが多用されます。
● 建築工事・外壁工事
・外壁塗装
・外壁補修
・サイディング点検
足場を組むより早く、短期作業に向いています。
● 看板工事・広告業
・店舗看板の交換
・ネオンサイン修理
・壁面広告の設置
小回りの良いトラック式が便利。
● 樹木剪定・伐採
脚立では危険な高さの作業に最適。
チェーンソーや電動工具を使用する際も安全です。
● 倉庫・工場作業(屋内)
・商品補充
・高所棚の点検
・設備交換
自走式バッテリータイプが活躍します。
高所作業車を使用する際の資格について

意外に簡単!?
高所作業車を運転するためには、作業高さによって資格が必要です。
● 高所作業車運転技能講習(10m以上)
作業床高さ10m以上の車両を扱う場合は、
「高所作業車運転技能講習」の修了が必須です。
2〜3日間の講習で取得できます。
● 特別教育(10m未満)
10m未満であれば
「高所作業車特別教育」でOK。
1日で取得でき、初心者も安心です。
高所作業車のレンタル料金の目安

レンタルが安心。
高所作業車は購入すると非常に高額なため、レンタルが一般的です。
● トラック式(スカイマスター)
12m:2〜2.5万円/日
15m:2.5〜3万円/日
20m:3.5〜4万円/日
※地域差あり
● 自走式(バッテリー)
6〜8m:1.2〜1.8万円/日
10〜12m:1.8〜2.2万円/日
● ブームリフト(屋外向け)
20〜26m:4〜5万円/日
30m以上:6万円〜
レンタルの場合、回送費(配送費)が別途必要な点に注意が必要です。
燃料も満タンでの返却が一般的です。
高所作業車のメリット
安全第一!
高所作業車を扱うにあたってのメリットは以下のとおりです。
1. 圧倒的に安全性が高い
足場よりも安定し、落下のリスクが低い。
2. 移動が簡単で効率的
短時間で複数箇所の作業が可能。
3. 設置の手間がない
足場を組む必要がないため工期短縮になる。
高所作業車のデメリット

天候や地形を選ぶ。
メリットもありますが、もちろんデメリットもあります。
1. 風の影響を受けやすい
強風の日は使用を避ける必要があります。
2. 地面が不整地だと使用できない場合がある
不整地向けモデルでなければ危険。
3. 周囲のスペースが必要
トラック式は車両を横付けできるスペースが必須です。
高所作業車の選び方

用途に合わせることが重要!
以下の点で選ぶことが重要です。
1. 作業高さで選ぶ
バケットが最大どこまで届くかが最も重要です。
・看板工事:10〜15m
・外壁補修:12〜20m
・電気工事:12〜15m
2. 作業環境で選ぶ
・屋内ならバッテリー式
・屋外ならトラック式/ディーゼル式
・段差が多いならブームリフト
・狭い現場ならシザーリフト
など
3. 作業内容で選ぶ
・横移動が多いならブームリフト
・垂直作業が多いならシザーリフト
・公道移動ありならトラック式
高所作業車を安全に使うための注意点

重ねて安全第一!
地上に比べてはるかに安全に配慮する必要があります。
● 安全帯(ハーネス)の使用
作業床での転倒・落下を防ぐため必須。
● 地面のレベル確認
傾きがあると転倒の危険あり。
● アウトリガーの設置(トラック式)
しっかりと接地していないと非常に危険。
● 風速の確認
風速10m以上の場合は作業中止が望ましい。
● 周囲の人・車両に注意
作業中は立ち入り禁止エリアを確保すること。
高所作業車は安全で効率的な高所作業の強い味方!

高所作業をより効率的に、安全に。
高所作業車は、高い場所での作業を安全かつ効率的に行うために欠かせない機械です。
電気工事
建築工事
外壁塗装
樹木剪定
看板設置
工場・倉庫作業
など幅広い現場で活躍します。種類や機能は多岐にわたりますが、
「作業高さ」「作業環境」「作業内容」の3つを基準に選べば失敗しません。
特に初めて利用する方は、レンタルを活用するのがおすすめです。
適切な機種を選び、安全に注意しながら高所作業を行いましょう。



